ショートツーリング

*香嵐渓紅葉狩り(W)*
2016.11.20

今年で4回目の香嵐渓紅葉狩りツーリングです。濃い朝霧の中、7時にスタートしました。矢作川堤防道路を走り、天神橋に着いた頃にはすっかり霧も晴れていました。足助街道は 巴川左岸沿いに走り、途中、橋を渡って右岸沿いに暫くすると、う〜ん、車が・・、ここからだと渋滞長さは4kmにもなります。でも、自転車ジジは側道をスイスイ走り、 9時55分には香嵐渓に到着しました。晴れてはいたが朝靄が少し残っていたので、紅葉の発色はイマイチでした。それでも晴れは晴れ、まあまあ綺麗な紅葉を見ることが 出来ました。実は今年の 香嵐渓ツーリングのテーマは、テレビで放送していた、「老木の弱り具合」を見ることでした。が、目の前に綺麗な景色があると、そちらに目を奪われて、 つい、カメラも紅葉にのみ照準を合わせてパチリパチリ。夢中で撮っている途中で、今年の香嵐渓ツーリングのテーマを思い出しました。 「老木の弱り具合」を探しこちらもパチリパチリ。 だからこのHPも、最初は「綺麗な紅葉」のスライドショーを、その後で「老木の弱り具合」をモノクロ→カラーのスライドショーとして纏めてみました。ご覧下さい。最下欄にあります。

走行データ D:107.00 T:5.51.41 A:18.3 M:37.0 O:84132.3

1.ツ−リングデ−タ(2016.11.20(日))

往復 日時 走行距離 時間 備考
自宅ー天神橋 7:00〜8:29 26.74km 1時間29+1分 写真撮影1分
天神橋ー香蘭渓 8:30〜9:55 22.78km 1時間25分 ーー
香嵐渓ー香蘭渓 9:55〜13:30 10.31km 3時間35分 昼食&一ノ谷まで
香蘭渓ー天神橋 13:30〜14:25 22.58km 55+5分 天神橋休憩5分
天神橋ー自宅 14:30〜15:50 24.59m 1時間20分 矢作橋下から桜井経由
自宅ー自宅 7:10〜15:50 107.0km 8時間50分 ーー


2.紅葉狩りの景色


家を出たら濃い朝霧


家を出て目の前の堤防道路に上ったら、茶畑の上は 霧の海でした。


志貴野橋迄来たが


志貴野橋迄走って来ても矢作川の向こう岸はぼんやりとしか見えません。

道中の霧

新幹線のガードを潜る手前辺りで、後ろから自転車軍団独特の「タイヤ×道路」の摩擦音が聞こえたと思ったら、その直後、 「お先〜」と、掛け声だけ残して若い衆軍団は霧の彼方へ走り去っていきました。多分、香嵐渓に向かっているのでしょう。あの勢いなら2時間は軽く切りそうだ。

天神橋

天神橋の上から上流を見ると、遠くに第2東名の鉄塔が光って見えました。霧も晴れ、今日の天気は最高になりそう。

4km以上の渋滞

巴川沿いに足助街道を遡っていると、急に車が渋滞し始めました。ここからだと香嵐渓までは4km以上 あります。自転車ジジは、ノンストップでそのまま真っ直ぐ香嵐渓へ。9時55分到着。所要時間は2時間55分。

今に残る塩の道の面影

朝早い内は山陰で紅葉に直接太陽の光が当たらない。綺麗な透かし撮りが出来るのはお昼近くになってからだ。その間は、 街道の面影を残した家並みを見て回りましょう。

山里の七五三

古い家並みに和服はよく似合う。まして、可愛い女の子がおばあちゃんに手を引かれて歩いていれば尚更です。近所のおばあちゃんが、「七五三だね」 「可愛いね」と声を掛けていた。観光客も釣られて笑顔に。

山里の食堂

街道を歩いていると、しし鍋の食堂を見付けました。そこの駐車所の塀には、乾燥のためか単なる宣伝のためか、何頭分かの イノシシの革が吊してありました。かなり歩きました。これだけ歩けばお日さんの加減も良い時刻です。そろそろ眩しい紅葉が見られるはずです。

錦秋の香嵐渓と老木の弱り具合


紅葉の山に太陽の光が当たり出しました。


全山を覆う真っ赤な紅葉と老木の弱り具合を沢山見ました


その風景を最下欄でスライドショーに纏めました。
後ほどゆっくりご覧下さい。




さあ昼食

古い家並みを歩き、綺麗な紅葉に魅せられました。その途中気付いて、今回のテーマ「枯れ木や、弱った木」を探して歩きました。 腹ぺこです。昼飯はコンニャクと山菜が付いたとろろ定食にしました。1300円也。好物でもあり大満足。

一ノ谷

昼飯の後ゆっくり休憩し、一ノ谷迄回り道してそのまま帰路に つきました。一ノ谷から香嵐渓までの道路も、午後1時近くと言うのに大渋滞でした。ライトアップ目当てのお客さんだろうか。

大吟醸 ”空 ”

香嵐渓からの帰り道は、大きなイチョウと大吟醸”空 ”の広告塔の前で 一休みするのが定番です。ここで一杯飲んだつもりで、さあ帰ろう。


錦秋の香嵐渓と老木の弱り具合スライドショー


←クリックして紅葉のスライドショーを ご覧ください

スライドショーの後半4枚は楓の老木の弱り具合を撮ったものです。眩しいほどの紅葉に気を取られていると目に入らないが、その気になって 探すと、幹に苔がつき葉っぱが少ない老木や、枯れた枝が白く変色していたりして、色んな弱り具合を見つけることが出来ました。 観光協会の人の話では、今から手入れしていかないと手遅れになる。消毒したり苗木を植え替えたりと、大変な手間とお金が掛るのだそうだ。 苗木も小さなものでは枯れてしまう。直径5〜6cmの苗木(6万円)を山の上に植えるとなると、工賃その他諸々合せて1本50万円はかかるという。 後の世代まで、この綺麗な紅葉を残すには不断の努力と資金が必要と言うことだ。




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