小さな旅行記(自転車ツ−リング実践の巻き)
お盆も過ぎ知多半島の海水浴客も減りだしたことだろう。海岸道路のあの混雑も一段落し交通事情も良くなったに違いない。又自転車に乗り始めてはや一ヶ月半が経過し約250kmの足慣らしも完了した。ここに知多四国八十八カ所巡礼小旅行の機は熟した。バガボンのパパ流に言えば「今こそ計画を実行に移す時なのだ。いざ出発!」 今回は世事、家事都合により巡礼小旅行は3回に分けて実施した。ここにその顛末を記録し今後の自転車巡礼者に少しでも参考になれば望外の幸い。
注)1.今回合計走行距離は366.3kmとなった。この数字はツ−リング計画を三回に分け、そのそれぞれに家からの往復距離も含めて計算したものである。 |
品名 | 説明 |
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白衣 | 死者に着せるいわゆる死装束。 昔の遍路は道中行き倒れたらその白衣のまま埋葬して貰うという覚悟の表れか 背中に「南無大師遍照金剛 同行二人」と書いてある |
納経帳 | 各寺寺でお経をあげ、お札を納めた印として朱印を押して貰う和綴じのノ−ト 注)知多霊場の場合:朱印1回100円、2001年から掛け軸への押印は200円に値上げ |
掛け軸 | 同上 |
金剛杖 | 歩き遍路がこの杖を支えに歩く。弘法大師の分身として大切に扱う |
菅笠 | 日除け雨よけ |
念珠 | お仏前にお参りする時使う |
経本 | 般若心経などのお経が書いてある本 |
徒歩用地図 | 寺への道順を書いた地図。ドライブ地図もある |
用語 | 説明 |
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朱印 (札番号印、宝印、寺印) |
巡拝した証明印。納経所で押して貰う |
同行二人 | 巡礼道中は弘法大師と二人ずれという意味 |
納札 | お参りするお寺へ日時、住所、氏名、年齢等書いた札を納めること。 昔は木製の札を寺の門等に打ち付けた |
札所 | 上記札を納める所すなわちお寺のこと |
**寺を打つ | **寺を巡拝、納札&朱印を貰うこと。 昔、木製の札を山門などに打ち付けたことに由来する言葉。 |
発願 | 巡礼を始めようと思うこと。又最初の札所を打つこと |
結願、満願 | 八十八カ所全て回って最後の札所を打つこと |
接待 | 一般の人が巡礼に対して金品を無償で与えること。 巡礼は接待を拒んではならず、納札を一枚相手に渡す。 |
参考文献 1.写真入り巡拝イラストマップ「知多四国巡り」編集、発行:半田中央印刷(株) 2.まんが「知多四国はじめて物語」作画:つづき佳子 監修:知多四国霊場会 3.転機としての四国八十八カ所「さあ、巡礼だ」著者:加賀山耕一 発行所:(株)三五館 4.四国八十八カ所「ガイジン夏遍路」著者:クレイグ.マクラクラン 訳:橋本恵 発行所:(株)小学館 5.「巡礼参拝用語辞典」著者:白木利幸 発行所:朱鷺書店 |
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